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(株)拓琉金属 元気企業紹介

2012.01.20 Fri.


【元気企業(3)】
株式会社拓琉金属
機密書類を厳重管理の上で末梢処理し、完全リサイクルへ

 株式会社拓琉金属(本社・浦添市)は、企業が抱える重要書類の機密抹消処理システムを導入し、2011年9月から、豊見城市の豊崎工場内で本格的に処理を始めている。同社ではこれまで家電やOA機器の処理、リサイクル事業を手掛け、OA機器に残されていた重要データの消去も実施していた。機密書類の処理に困っている会社からの要望があったことと、全国的に進められている機密書類の処理システム構築が沖縄のみ未整備の状況だったため、全国情報セキュリティー&リサイクルネットワークに加盟し、機密書類の回収・処理を行うこととなった。
 機密書類は段ボールや、厳重に保管されるセキュリティーボックス(レンタル)に入れる。分別やファイルからの取り外し、クリップの除去も不要だ。書類が溜まったら回収を行うが、運搬車には警報機、PS機能を搭載し、運搬中は専用の保護カートに載せ、特殊キーを装着して、処理施設の到着時までキーを開けることができない仕組み。処理施設内で書類からクリップやファイル等を取り外し、ほとんどがその日のうちに破砕機で処理される。処理施設は限定された社員以外が入室できないよう厳しくチェックされ、各ポイントに監視カメラを配置。これらの全工程を同社社員で行い、第三者委託を一切しない点も特徴のひとつだ。破砕片はその後、製紙工場に搬入、完全リサイクルされ、紙製品になる。
 現在、拓琉金属に文書の処理を依頼している企業のほとんどが従来は自社でシュレッダーにかけて廃棄処分したり、なかには本土の専門業者に船で輸送して処分するなど、時間や手間、費用がかかったという。同社の古波津清晴管理部長は、「当社がこの処理システムを導入して、お客さまからは、コストも下がり、安心して機密情報の処理ができると評価を頂いている。リサイクルもできて環境に優しい処理方法として多くの企業に知ってもらいたい」と話す。2012年度中には情報のセキュリティーを管理するISO27001の取得を目指している。


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破砕機と処理された紙片。シュレッダーでは細かすぎて繊維まで分断されリサイクルできないが、
この大きさなら情報はきちんと裁断されリサイクルも可能に。

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「解錠まで何重もの工程がある」と厳重管理のセキュリティーボックスを前にした
古波津管理部長(写真右)と呉屋安信家電機器リサイクル部課長。


(株)拓琉金属
TEL098-876-3548
www.takuryu.co.jp